投資マインド

日経先物、米国株、順調に復活中!一旦売るかどうかの基準

まあここまでだろう一旦利確して落ちたところをまた拾うわ

とみんなが考え出すときです。

これは毎回毎回こういったときに多くの人が取る行動です。
ということは、どういうことかというと失敗する可能性が高い行動です。

今売って、落ちたら買えばいいだけだから簡単だろう。そう考えると思います。

しかしこの前提は簡単に崩れます。

 

今売ってさらに上がり続けたらどう対応しますか?

落ち始めたので買ったらさらに下がり続けたらどう対応しますか?

 

これは難しいですね。
日経にしてもSP500にしてもコロナショックで買って今まで放置していれば一番コスパがよく値幅も最高に取れていたわけです。

でもそれが出来ている人はいないでしょうし、それが出来た人がいたとしてその人が今売ろうとしているとも思えません。

簡単そうなのになぜ出来ないかといえば株価が上下すればそれだけ空気が変わるからです。
株価が仮に下がると、「調整はもっと深いものになるだろう」「ハードランディングは避けられない」などの悲観的な意見が目立つようになってきます。そして悪い経済データばかり注目されるようになり、これは早く逃げ出さないとやばい、現金最強!とかいう空気に一変するからです。

その空気の中で買えるでしょうか。

いや、状況が変わったんなら買わなくて正解では?と思うかもしれませんが最高の状況の底なんてものはありません。底で買うのは恐怖の中でしか買えません。
大抵の場合、やった!お得に買えた!と買える底は一番底で、二番底三番底がまだ控えていてそこで投げる羽目になります。

 

逆に株価が上がった場合は落ちるまで待てなくなります。
置いていかれるんじゃないかという焦りから高値でも買ってしまいたくなります
なぜならさらに株価が上昇すると今みたいに押し目狙いの空気感はなくなりイケイケになるから自分だけ祭りに加われていないつらい気持ちになるからです。
機会損失は結構ダメージがあります。金銭的に損が発生しているわけではないんですけどね。

 

どちらにしても思うようにはなかなかいきません。

今売ったら予想通り下げ始めて、自分が思ったようなところで下げ止まる。
そこで買いを入れて、その後反転上昇するという都合のいいことが起こればいいですが、、、