投資マインド

11年もやってハイレバFXをやっていて億れてない理由

11年もハイレバFXをやっていれば色々ありました。

実際、11年以上やってるかもしれませんが履歴があったのが11年前までなので。
リーマンショックはもちろん、

スイスフランショック
超円高(70円台)
超円高からの異次元緩和による日本株上昇(アベノミクス)
仮想通貨バブル
コロナショック
コロナからの鬼反発

ビッグチャンスだけでもこれだけあって、細かく言えば、円高からの円安もあります、仮想通貨バブルからの暴落~バブル~暴落もあり、小さいチャンスはもう無数にあったと思います。

 

それでも大勝ち出来ていない一番の原因は

雰囲気だけで投資しているから。

大暴落相場とかは特にそうなんですけど、情報が入ってチャートをみたらもうすでに相当下落しているんですよ。で、こういうのは大抵戻ります。特定の銘柄でない限り可能性は高い。なので値ごろ感で買い進んでしまいます。

でもまだ下がるんですよ。まあそれは当然でたまたま最底で買えるわけがないのでいいんですよ。なので喜んでナンピンですね。追加で買います。

まだまだ下がるんですよ。含み損も大きくなってきて、イライラしてきたりやる気がなくなってきたり、もうチャートも見たくなくなるんですよね。

世間の空気は「復活は10年単位」とか「現金最強」とか「もう終わりだ。」のような感じです。

その空気の中で持ち続けられるほど自信を持って買っていません。だって何も調べてないし雰囲気買いだから。でも別にこれでいいとは思っています。問題は耐えきれなかったこと。

もう手放すか、、もっと可能性のありそうな銘柄や商品に乗り換えるかと。

もう完全に諦めたタイミングでそういったことをすると裏目になることが多いです。
みんな限界のタイミングが似ているんですよ。

 

まあ大半の場合は世間の空気とは逆のことをすると勝てます。

これは割りと勝率の高い方法です。
でも簡単ではないですよ。買いでも売りでもめちゃくちゃ勇気がいりますし、ポジションを持った後でも心がゆらぎますから。

ポジションを取って、もうチャートをみないアプリも開かない。ぐらいしたほうがかなり成績がよくなるでしょうね。証券会社が発表した儲けている人ランキングの1位と2位は「亡くなってしまった人」「投資していたことを忘れていた人」ですから。

細かく売買しても手数料が地味にかかるしどうしても波に翻弄されます。

「買ったことも忘れて好きに生活して数年後に見たらなんかしらんけど増えてた」

というようなスタンスがいいと思います。

アマゾン、グーグルなど一般人が株を買えるときの価格から10倍どころか何十倍になってますが、買った上でしょっちゅう株価を見ていたらとっくの昔に手放していたはずです。
アマゾンは80%以上の下落などを何度も繰り返しながら上昇してきた株です。
100万が20万になるって結構ショックですよ。これを目の当たりにして持ち続けるのはしんどい。最終的に持ち続けられたとしたらOKなんですが、無駄に疲弊した分が損です。

 

次の大きな原因は

売買回数が多すぎた

とにかくポジポジ病でした。機会を逃したくないという思いでなんらかのポジションを持っていたくなるんですよね。これは特に変わった病気!?ではなくて、実際に相場をすると体感すると思います。

ポジポジだけならまだそこまで致命的ではないですがこれに加えて、目先の値動きに翻弄されるんですよ。

例えるなら満潮が近いので砂浜は海水が上昇してきているのですが、波が引いたり寄せたりする、その引いた部分を見て、あ、満潮は来なくて引いていくんじゃないか?みたいに思ってしまうんですよね。相場の場合は方向性が満潮時刻みたいに確定してないので。
で、波が引いたから手放すんです。
そしたら今度は寄せてくる波が気になってきて、もっと寄せてくるんじゃないか?とまた買うんです。

これをやってると損切り貧乏になりますし、取引回数が増えまくって手数料でちょっとずつ損をしていきます。

上記は僕の年間取引回数ですが相当多いと思います。
もちろん取引スタイルによりますし超短期売買のスキャルピングの人はもっと桁が違います。

しかし、週、月程度のスイングがメインの僕にとっては取引をし過ぎです。

保有する量によりますけど、10万円相当の商品を買ったら安くても100円、200円は手数料がいるわけです。年間で考えると余分に100回買えば1万、2万円が余分にかかるわけです。

先に書いたような、値動きに翻弄されると1回の買いですむところを売って買ってとすることになるので、買う前から損切りライン、確定ラインを決めておく必要があります。