ずっと右肩上がりだった米国株
米国株はずっと右肩上がりだったんですけど、コロナバブルからの下落率を見るとそうも言ってられないですね。
そもそもどんな相場でも損切りは必須なのですが、右肩上がりの相場にいると、損切りしただけ損をする結果になっていたんですよね。損切り貧乏というやつです。
購入したところが目先の頂点で、購入後に下げる。やばいと思って損切りをするとその後にまた上昇して前回の高値を超えていく。慌てて再度購入すると下げる。また損切っての繰り返しで、損はどんどん増えるけどチャートはジグザグで上昇していくというよくあるパターンです。
しかし、米ハイテク株の下げ幅を見ると損切りなしではとても耐えられない状態になっています。
アマゾンは最高値から50%以上の下落
メタは70%(旧フェイスブック)
まだましなアップルでさえ30%の下落です。
どれもいずれ回復するような気はしますが数年単位でしょう。
2021年は米国のハイテクの中でもスタートアップ的な企業が熱く、大幅に上昇しましたが、その反動はかなりひどいものです。
ROKUという動画配信プラットフォームなどは10分の1です。
こんなチャートは永遠に最高値にはもう戻らない気がします。
当時は輝かしい銘柄に見えてましたがこの有様です。
rokuなんて知らない人が多いとは思いますが、アマゾンの50%下落はショックじゃないでしょうか。
S&P500やNASDAQなどの指数は半値になろうが復活するとは思いますし今までずっと復活してきました。
しかし個別株はやっぱり損切りが必要ですね。